母校へ

私立中高生の演奏会が国立音大の大ホールで行われ
息子が出演したので、聴きに出かけました。
音大へ行くのは15年ぶり。
玉川上水駅付近が随分様変わりして
「えーっ!」「へぇ〜」と心の中で叫びまくり。
大学までの荒地だった沿道も
欧風な一戸建ての家々が立ち並び、マンションが増え、
拓殖大学の高校まで出来ていました
当時、なんて素敵な講堂かしら、と思っていたホールも
随分古くなり年月を感じました。
2回の入学式、2回の卒業式、作品発表会、卒業演奏会、
大事な行事はすべてこのホールで行われ
思い出がいっぱいです。
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さて今日の演奏会は
学校毎にカラーが出ていておもしろかったです。
ディズニーやアニメ曲などコミカルなアレンジものが
まったくユニークに聞こえてこないのは残念です。
演奏がマジメ過ぎるのかな。
マジメなカラーの学校はクラシック曲を選曲するべきですし、
ポップな曲に挑戦するのならとことん弾けるべき。
現代曲に挑戦している力のある学校もありました。
女子高より男子校の方が
気取りがない分、音楽が生き生きして聴こえました。
人前で何かをするのが恥ずかしい年頃ですから仕方がないのかな。
息子は大合同演奏に参加し、
「アイーダ」の凱旋行進曲のトランペット(この曲でもっとも美味しい部分です)
を気持ち良さそうに吹いておりました
幸せだねっ
母の母校で
我が子が同じ舞台で音楽を演奏するなんて
20年前の私には想像もしなかったこと。
客席で感慨深く聴きました
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中高生がこんな大ホールで
日々の部活の成果を発表できるなんて
日本はなんて豊かな国なのでしょう。

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