以前から気になっていた映画「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」を観てまいりました。
この映画、上映館も上映時間もかなり限られていてなかなか観に行けずにいました。
2009年6月、突然この世を去ってしまった天才舞踊家ピナ・バウシュの生きた軌跡を、ピナが率いるドイツのヴッパタール舞踊団のダンスやインタビューと共に3D映像で捉えたダンス・ドキュメンタリーです。
ストラヴィンスキー作曲の「春の祭典」は様々な舞踊団で演じられていますが、
ピナの舞台は突出していますね。
舞台いっぱいに土を敷き、
ダンサーは泥だらけで生命の犠牲と誕生を激しく踊ります
かなりエグイ・・・
水、石、岩、土など自然物を取り込みながら踊ると人間も「一自然物」に感じます。
劇場から外に出て日常の風景の中で踊る奔放さと映像の美しさもステキでした。
言葉で解説するものではなく、心で感じる映画です。
前衛的なものは随分観たり聴いたりして慣れていますが、
仔牛の生肉をトウシューズに挟んでポアントで踊るのは、さすがに意味不明でした・・・(笑)。
↓ トリミングに行ってきました
↓ 今日は混んでいていつもより時間がかかったの。 わたし疲れているの・・・