土曜日は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
『レーピン展』に出かけてきました。
いつも美術展の案内をしてくれる友人が
「肖像画ひとつひとつにもその人の人生がみえてくるようだった」
と仰っていましたが、
本当に見応えのある作品ばかりでした。
作品そのものが大きいのもありますが、
圧倒されっぱなしでした・・・。
日曜日は立川市市民会館で行われた
「秋川雅史コンサート」にお邪魔してまいりました。
立川は私にとっても学生時代の思い出がつまった街、
家族には決して話せないエピソードがつまった街(笑)、
懐かしさでいっぱいでした。
帰りは私が学生時代から結婚するまで住んでいた
国分寺を経由して
帰路につきました。
関東のコンサート初日が、
秋川さん、ピアニストの小島さん、そして私にとっても
故郷のひとつである立川からスタートできたことは
感慨深いものがあります。
3人にとっても「音楽の原点」である街です。
な〜んて、思い出話に3人で盛り上がってしまいました
コンサートは
まだまだ演奏者たちも手探りの部分が多々ありますが、
いいプログラムなので徐々に深さを増すことと思います。
なにせ今回はピアノが難しい!
昨年と比べ物にならない
どうしてこんなになっちゃったのか自分でも分からないのですが(笑)、
リハの際、超絶技巧で弾きまくっている小島さんを見て
「あら、本当に弾けるんだ
」
「あら、こんなに難しく書いてたんだ!」と私。
「スケールの練習した方がいいよ」と練習法までアドヴァイスする秋川氏。
ピアニストの苦労をよそにお節介で言いたい放題の私たち。
「早くもっと豊乃さんのアレンジを表現できるようになりたいです」
と小島さん。 いい人すぎます
(笑)
嬉しそうに立って拍手をされているお客さんの後ろ姿を拝見して
不眠不休で働いた夏を思い出し、
また、苦労が一気に報われる瞬間でもあります。
少しアレンジを修正をしたい個所がみつかりましたので
今回は大満足というわけではありませんが、
みんなで一つのコンサートを作り上げることは
本当に楽しい作業です。
アレンジも演奏表現もツアー中、
少しずつ変化していきますので
リピーターの皆様には
耳を澄ましてその変化を楽しんでいただけましたら嬉しいです。
今日から10月。
今年もあと3ヵ月とは早すぎます