インタビュー

ロンドンオリンピックが始まりました。
昨夏に引き続き、この夏もロンドンへ行こうかと画策しましたが、
どうにもスケジュールが合いませんでした
オリンピックはなんといっても「開会式」が楽しみです。
その国の文化と芸術の結集でもあります。
今までの開会式でもっとも印象的だったのは
1984年のロサンゼルスオリンピックの開会式。
84台のピアノによる「ラプソディ・イン・ブルー」の演奏は
圧巻でした。
今回は伝統と現代を融合させたイギリスらしい演出でしたね。
演劇の発祥地らしく、シェイクスピアの一節が語られ、
ロックの歴史では大好きなクィーンの曲も流れ、
ところどころBGMにはミュージカルの有名な挿入歌が散りばめられていました。
Y社のデモストレーター時代によく演奏した「炎のランナー」は懐かしかったです。
映像とライブが上手く繋がっていておもしろい演出でした。
ただでさえショートスリーパーな私、
ますます夜更しの日々になりそうです。
早速、観戦した柔道。
福見選手、応援していただけにとても残念でした。
地味ですが半端ない努力家な方です。
銀メダルの偉業を成し遂げた平岡選手も同様でしたが、
インタビューのあり方に疑問を感じました。
インタビュアー、かなり意地悪です。
両者ともに悔しいに決まっています。
インタビューなんて受けたくない心境に決まっています。
でも、二人とも痛々しいほどに涙をこらえて
インタビューに応じました。
それなのに、
あえて「悔しい」という言葉を引き出し、
「泣け!」とばかりに涙を誘うようなキツイ言葉で
次々に質問をたたみかける。
まさに傷口に塩、です。
「金でなければ認めない」と言わんばかりです。
ましてや20代の女性が唇をかみしめて必死で涙をこらえている姿を前に
さらにキツイ言葉を投げかける男性インタビュアーは
アナウンサー以前に〝男としての品格〟に欠けます。
たとえ「仕事」であっても、
目の前の女性を泣かすことよりも、
もっと彼女らしさを引き出すインタビューは考えつかなかったものか?
アナウンサーの代表として現地入りしているのだから
もう少し実のあるインタビューをしてもらいたいものです。
なぜ、まず労ってあげないのでしょう?
銀でも立派、なぜもっと讃えてあげられないのでしょう?
彼らは想像を絶する過酷な練習とプレッシャーのもと人生をかけて闘い、
実力というよりは一瞬の「運」で勝敗が決まってしまったはずです。
福見選手の最後の一言、
「私自身は一生懸命やりました」が
それを物語っています。
これ以上、何を責める必要があるのでしょう?
女一人で育てた福見選手のお母様が
「あの子は世界中の誰よりも練習してきました」と
お嬢様の努力を讃えておられました。
お母様には「金メダル」に値したに違いありません。
私も彼女に大きな拍手をおくりたいと思います。
まだまだ熱い決戦が続きます。
テレビをチラチラ見ながら、楽譜書き、どうにもはかどらない・・・
↓ 私の携帯カバー、オリンピック期間限定デス^^
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