5日間沖縄へ修学旅行に行っていた息子が帰宅しました。
行きも帰りもリュックひとつで身軽です。
今では荷物はすべて宅急便です。
大きなボストンバックを持って駅に集合、は昭和の話。
ボストンバックはキャスターバックに替わり、
帰りのお土産分を想定して
少なめの荷造りに頭を使ったのも昭和の話。
持参したバスタオルも歯磨きセットも未使用のまま。
アメニティグッズが充実している有名ホテルに宿泊し、
朝も部屋のシャワーを浴びて快適だった、と息子談。
時間や順番に拘束された大浴場での入浴も経験せず、
大部屋でシミがついた布団を敷いて寝ることも、
枕投げも、夜更かしをして見回りの先生の前で寝たふりもせず、
ベッドで快適な睡眠をとる。
「布団のあげおろしや枕投げなんかしたら、俺の場合
アレルギー性鼻炎が発症してとんでもないことになる!」と息子。
はぁ〜
大食堂に学年全員が揃うまで待たされた挙句、
号令とともに一斉に冷めた食事をいただいたのも昔の話。
今では、ほとんどがバイキング形式。
嫌いなものは食べる必要がなく、
気に入ったものだけをお腹いっぱい食べることができる。
たしかに食材を無駄にせず食器の数も人手もかからずに済む。
しかも温かいもの冷たいものがそのままいただけて美味しい。
その代わり、沖縄へ行ったにも関わらず、
沖縄料理をほとんど食べずに帰ってきた・・・
観光や体験も選択形式、
自由行動も多く
お腹が空けばコンビニで調達し、
荷物の中にお菓子を持参する時代は終わりました。
その代わり、沖縄へ行ったにも関わらず、
首里城もひめゆりの塔も訪れなかった・・・
公衆電話に並んで親に電話をする時代でもありません。
男子ともなればメールすらきません
そんな高校生男子の生態を熟知している学校側は
学校のHPで旅行の様子をすばやくアップしてくれます
親はそこから様子をうかがい知ることが出来ます。
カメラも持たずに旅行、
携帯で撮った画像は帰宅するなりPCに向かい、
「あ〜、Facebookに旅行の写真をアップした〜」とポツリ。
えっ?私、まだ何も見せてもらっていませんけど・・・
あぁ、時代は変わりました。
どちらがいいのかは分かりませんが、
今私が高校生であれば、やはり同じことをしていたであろうし・・・。
昭和の修学旅行も私にとっては大切な楽しい思い出。
息子にとってもこの旅行は楽しい思い出。
まぁ、楽しかったのですから
どちらでもいいですね!
↓ 昨日は浜松へ。
レッスンを終えて帰りの新幹線はやはりコレ・・・、オヤジです