やさしい心に・・・

先日、母の夢をみました。
若くてまだ元気な頃の母、笑顔いっぱいで話していました。
そんな夢だったら毎日見たい・・・。
Facebookで話題になったステキな詩を紹介します。
元々は英語だったものを中島美緒さんという方が
去年の母の日の前日に和訳されてフェイスブックで公開されたところ
すごい勢いで広がったものだそうです。
著者が不明ですので、もし著作権にかかるようでしたら
どなたかすぐにお知らせください。
感動的な詩です。
同じ話を何度もする母に「その話、百万回聞いた!」と言い返していた学生時代、
今ならもっと優しく聞いてあげられるのに・・・。
いつか息子へこの手紙を送ろうかな。
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母から娘への手紙」
私のかわいい娘へ。
私が老いていることに気付いたときには、
落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。
話をしているときに私が同じ話を何回も繰り返したら、
「さっき同じこと言ったじゃない」なんて言って遮らずに、
ただ耳を傾けていて。
幼いあなたが眠りに落ちるまで、
私は幾夜も幾夜も同じ物語を読み聞かせたわ。
私がお風呂に入りたくないと駄々をこねても、
怒って私を責めないで。
あなたが小さな女の子だったころ、
言い訳をして逃げ回るあなたを追いかけて
お風呂に入らせなければならなかったことを思い出して。
新しいものに対して私が無知であることに気付いたときは、
そんな目で見ないで、ゆっくり時間をかけて覚えさせて。
覚えてるかしら、私があなたにたくさんのことを教えてあげたこと。
正しい食べ方、お洋服の着方、髪のとかし方、
そして毎日ぶつかる人生の壁との向き合い方まで、ね。
私が老いていることに気付いたときには、
落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。
私が何を話していたか分からなくなってしまったときは、
思い出す時間をちょうだい。
そして、もし思い出せなくても、
心配したり、いらいらしたり、馬鹿にしたりしないで。
私にとって何よりも大切なことは
あなたと一緒にいることだということを分かってね。
私が年老いて、以前のように歩けなくなったときは、
やさしく手をとって。
あなたが初めて歩いたときに、私がそうしたように。
そんな日がきても、決してさみしいだなんて思わないでね。
私が最期の日を愛情に包まれながら迎えられるように、
ただそばにいて。
ともに過ごした時間、ともに過ごすことができた幸せを、
あなたに感謝しています。
満面の笑みと、
いつ何時も絶やすことのないあなたへの愛とともに伝えさせて。
愛する、私の大切な娘へ。
My dear girl, the day you see I’m getting old, I ask you to please be patient, but most of all, try to understand what I’m going through. If when we talk, I repeat the same thing a thousand times, don’t interrupt to say: “You said the same thing a minute ago.” Just listen, please. Try to remember the times when you were little and I would read the same story night after night until you would fall asleep. When I don’t want to take a bath, don’t be mad and don’t embarrass me. Remember when I had to run after you making excuses and trying to get you to take a shower when you were just a girl? When you see how ignorant I am when it comes to new technology, give me the time to learn and don’t look at me that way. Remember, honey, I patiently taught you how to do many things like eating appropriately, getting dressed, combing your hair, and dealing with life’s issues every day. The day you see I’m getting old, I ask you to please be patient, but most of all, try to understand what I’m going through. If I occasionally lose track of what we’re talking about, give me the time to remember, and if I can’t, don’t be nervous, impatient, or arrogant. Just know in your heart that the most important thing for me is to be with you. And when my old, tired legs don’t let me move as quickly as before, give me your hand the same way that I offered mine to you when you first walked. When those days come, don’t feel sad―just be with me, and understand me while I get to the end of my life with love. I’ll cherish and thank you for the gift of time and joy we shared. With a big smile and the huge love I’ve always had for you, I just want to say, I love you, my darling daughter.”

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