静かな語らい

仕事が一区切りになったので、虎ノ門の「菊池寛実記念 智美術館」へ出かけました。
通り道の桜坂の桜はまだ蕾が固くて花が咲くのは来週後半かな、という感じでした。
今回は「金重有邦 生まれくるもの」と題した展示です。
備前焼を継承しながらも「山土」を用いた独自の作風を展開した作品の数々です。
花入、水差し、茶器など60点の作品を鑑賞してまいりました。
この美術館は初めて入りましたが、とても雰囲気があってステキな空間でした。
レストランも有名みたいですね。
今度は一人ではなくて友人とお食事付きで行きたい場所です。
落ち着いた照明の展示室で、作品のひとつひとつとゆっくり向き合って語らいます。
焼物に詳しいわけではないので評論めいたことはできませんが、色も形も何だか落ち着く風情です。
同じものはふたつとない、芸術の世界。
貴重な時間を過ごしました。
いろいろな世界から刺激をいただき、自分の感性を磨いていきたいものです。
気分をリフレッシュして、さぁ、次のお仕事に取り掛かります。
↓ 地下展示室への螺旋階段。ガラスの手すりや壁面、照明すべてアートでワクワクします。
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