公開レッスンを終えて

<作曲家から学ぶ!〜レッスンを通して語られる「こどもたちへ」のメッセージ>の公開レッスンが行われました。
私の作曲した連弾作品を可愛い女の子お二人が演奏してくださいました。
レッスンでは「ここはこういうイメージで作ったからこう弾いてほしい」というような事をたくさん伝えるつもりでいたのですが、あまりにも二人の演奏がステキで「この解釈もいい!」と思えるものでした。
ベートーヴェンやモーツアルトのように今生きていない作曲家から直接メッセージを聞く事は出来ません。故に文献などを元にさまざまな解釈で演奏家たちが表現しています。
今を生きている作曲家の声は「真実」であり、それが演奏に反映された時には曲に最も忠実な「正しい演奏」が完成します。
しかし、一旦作曲家の手を離れて演奏家の元に作品が渡ると時に作品は一人歩きして成長するのです。
それが作曲家のもとに音となって戻ってきた時、また違った感動を味わうことができます。
里子に出した子どもが立派になって戻ってくるような、、、(経験ありませんけど💦)
今日はそんな「音楽の面白さ」を痛感したレッスンでした。

 

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