中国の勢い

昨夜、アジア最大級の検索サービス、百度(Baidu)の
駐日主席代表であられる陳海騰さまの新刊出版記念パーティーが都内のホテルで行われ、
フルートの前田美保さんと共にお祝いの演奏をさせていただきました。
2月4日のコンサートに陳様ご家族が聴きにいらしてくださったのがご縁で、
今回お祝いの会に参加させていただきました。
政財界はじめ様々な業界からたくさんお客様がおみえになり、陳さんの人気がうかがえます。
陳さんは「中国と日本の架け橋になりたい」という強い信念のもと、
いつもニコニコ、すぐに誰とも仲良くなり、縁を広げ生かし、
優れた分析力と実行力で着々と実績をあげて
とってもエネルギー溢れる方です。
と皆様が仰っておられました(笑)
元気のない日本とは対称的に、勢いとどまるところを知らない中国ビジネス。
たくさんの若い中国人の方々やビジネスマンとお話させていただき、
目からウロコのお話ばかりで刺激的な時間でした。
ただ一つ言えることは、成功者みなさま「貪欲に勉強している」ことでしょうか。
勉強の仕方、量ともハンパではありません。
「出世=幸せ」「学歴が幸せの鍵をにぎる」「日本人は幸せ、環境そのものが恵まれている。中国人は豊かさや幸せは自分で掴むしかないから勉強する」。
また「日本人の若者は勉強しない、親や環境に甘えている」と耳の痛い話しもありました。
ハングリー精神は向上心そのものです。
皆様と会話の中で「なんで?」「どうして?」「あなたは何がしたいですか?」という言葉が多かったのも印象的でした。
そしてみなさん、日本語がとてもお上手で驚きます。
相撲の外国人力士も然り。
言語の習得はそこで生きていくための必須条件。
短期間でマスターされるそのエネルギーは「死活問題」という真剣さの表れでしょうか。
〝何とかなってしまう〟恵まれた日本では、
危機感が薄く真剣さが足らないのかもしれません。
中学から英語の授業があったにも関わらず、
未だ第二言語すら持ち合わせない私。
語学はもちろん、多くの国や文化を積極的に体験し、
柔軟に吸収して生かしていくそのチカラは
本当に見習うべき点だと感じました。
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↑ 左から、中国の箏を演奏した孫さん、私、陳様ご家族様、フルートの前田さん

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